楠美津香ひとりシェイクスピア
「超訳から騒ぎ」
労音東部センター 平成18年4月1日
●自由席 3300円 4列目
一緒に見た人 20人
午後2時〜3時40分
楠美津香(くすのき・みつか)のひとりシェイクスピアを
先週に続いて見る。
演目は「から騒ぎ」。
今回は北千住の小さな小屋である。
20人ぐらいで芸を見るというのは贅沢の極みである。
お殿様気分である。
女嫌いの男と男嫌いの女の恋の成就の物語、だったか。
というのも時々睡魔に襲われながら見ていたからである。
最後のギター演奏のときにはっと目が覚めた。
その前の肝心なところは眠っていたのである。
もっともいい演奏、いい映画というのは
ここちよい眠りにいざなわれるものである。
芝居もまたそれはいい芝居なのである。
野村孝監督の「コルトは俺のパスポート」を
庵主はいつもオールナイトで見るものだから、
きまっていつも眠ってしまう。
伊部晴美のあの軽快な音楽が流れるとハッと目を覚ます。
そして映画全体のストーリーがどうなっているのか
わからないのにそれでも満足感を覚えて映画館を出てくる。
「から騒ぎ」も それだった。
楠美津香のキャラクターは二つである。
たばこ好きと汗かきである。
そして、楠美津香の髪形がおもしろい。
右側の髪の毛は長くて、左側の髪は短い。
女と男をそれで演じわけるのである。
顔を左に向けて長い髪を見せると
華麗な美女に見える。
そして逆を見せるとそのに凛々しい男がいる。
それと扇子。
赤い扇子を顔を隠すとそれは女の顔になる。
緑の扇子で顔を覆うとそれは男である。
扇子でまた二人を演じる。
一人で何役もの役をそうして演じわけるのである。
笛あり、ギターありと音響効果も一人でやる。
途中5分間の休憩をはさんでの約2時間たっぷりの
熱演はますます好調である。
|