三人でシェイクスピア

シアターグリーンメインホール 平成18年4月12日
●自由席 3500円 
一緒に見た人 100人
午後7時〜8時50分


3人でシェークスピアの全37作をいっぺんに見せてしまう
という劇団鳥獣戯画」の壮挙である。
庵主はいま楠美津香の一人シェークスピアを追いかけているが
今度はその全編をまとめてみることになった。

いままで全然シェークスピアには縁がなかったのに
突然庵主の人生が変わったのである。
ロミオとジュリエットの最後が二人とも死んでしまうとは
知らなかった。

やっていることは心中であるが、
日本なら二人で仲むつまじく死ぬものを
西洋では一人一人別々に死を選ぶというのが
なんともみずくさい仲である。

劇団鳥獣戯画は、ちねんまさふみ、石丸有里子、星野昇一郎の
3人組である。
永六輔のラジオ番組で知った劇団である。
たぶん今日の観客は六輔組が少なくなかったと思う。

二百人ぐらい入る劇場だったが、
席は百席だけ開放して残りの席には布が掛かっていた。
ちょうど百人の客がはいっていた。
3人でシェークスピアをやるから役者が足りない。

そこで観客を舞台に挙げて役に仕立ててしまうという
演出がおもしろいとの永六輔の紹介である。
観客参加型の芝居である。
お客さんは笑いながら参加している。

おかしかったのは
喜劇16作をいっぺんにやってしまうところ。
どれもなにやらあって最後は結婚というワンパターンです
と片づけてしまう。

そして10分間の休憩のあとはハムレットである。
これも庵主は楠美津香の2時間ものを見ているから
話を知っているがそれを30分でやるのはちょっときついようだ。
もっと手直しが必要である。

途中で何度も笑いをとっていたが
庵主は心からの笑いにはいたらなかった。
やっぱりちょっと無理があるという印象の方が強かった。
ラストの逆まわしはおかしかった。

休憩の時にロビーで飲み物の振る舞いがあった。
廊下にでるとコーヒーのいい香りが匂ってきた。
眠気が出てきたときだっただけに香りに助けられた。
飲み物コーナーは列をなしていたので並ばなかったが。