はじめての劇場に行く
劇場というのはその建物を指していうのではない。その舞台に結集する人たちのことをいうのである。
もっと正しくいうと、舞台という空間をうめる人の気合のことをいう。
だから その生の舞台を映像で記録してもそれから本物のおもしろさは伝わってこないのである。
記録映像はいうならば人形である。人間の形には似ているがそこには命がないからである。
劇場とは人が集まる空間である。生きている人間のにおいをそして気合という生命感を味わいに行く場である。元気をもらってくるところなのである。
庵主とその劇場とのはじめて出会いの記録である。
下北沢の
「劇」小劇場
2006年4月10日(月)
モロ師岡を見る
下北沢にはいくつかの劇場が集まっている。
大手は本多劇場である。
そのまわりに小さい劇場が散在している。
劇場というよりも小屋といったほうがいいか。
本多劇場の斜め向かいにあるのが「劇」小劇場である。
モロ師岡の一人コントを見に行った。
客席は50席ぐらいである。
考えようによっては贅沢な劇場なのである。
椅子は可動式であるがいい椅子を使っている。
坐りやすい。
坐っていて疲れないのがいい。
一人コントvol.24の客席はほぼ満席だった。
舞台は低い。
床から30センチぐらいの高さである。
幕はない。
最近の幕を閉めない映画館のように舞台丸見えである。
この劇場は照明がいい。
舞台上のモロ師岡がくっきりと見えるから好きだ。
木村万里さんが見にきていた。
こんど会ったら挨拶しようっと。
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