芸人がいる空間へのいざない
おもしろい芸人との出会いをご案内するメールです。
はじめてその芸人を見たら、きっと新しい世界が開けることでしょう。
芸の魅力に酔っていただきたいと思います。
お気に召しましたらどうぞ会場にお運びください。
趙博の「歌うキネマ」
2006年6月25日(日曜日)に見ることができます
このメールは
むの字屋がお酒で知り合った方々にお送りしています。
今月見ることができる面白い芸人をご案内するメールです。
ご返信の必要はありません。
ご興味がなければ無視してください。
なにかありそうだなとピンときたらご一読ください。
今月のご案内は
趙博(ちょう・ばく)の「歌うキネマ」です。
何をやるのかというと
映画「砂の器」を語ります。
ただ映画の筋を語るだけですが、それがすごいのです。
たいした映画ではないのに
話が上手な人がその話をすると
俄然その映画が面白く感じるということはよくあることです。
淀川長治(よどがわ・ながはる)の話を聞いて
その映画を見たくなった人は少なくないと思います。
趙博( http://fanto.org )は
もともと面白い映画「砂の器」(野村芳太郎監督作品)を
さらに面白く語ります。
その話を聞いてDVDを借りに走った人多数。
時 2006年6月25日(日)
午後6時30分から
所 かなっくホール 4階の音楽ルーム
JR東神奈川駅もしくは京浜急行仲木戸駅下車徒歩1分
045−440−1211 地図→http://kanack-hall.jp/
木戸銭 2500円(子供・ペットは入場無用)
60人限定です。今回は少人数で趙博の魅力にひたります。
見たいという方はむの字屋まで必要枚数をご連絡ください。
チケットを確保させていただきます。
チケットは当日会場受付で代金と引き換えにお渡しいたします。
当日券も少々用意しましたので直接会場にお越しください。
●こちらは別件です。
これはもっと小さい会場での会なので広くは
ご案内できませんが、6月17日(土)午後6時から
荒木町(四谷三丁目駅下車3分)にあるお店で
女浪曲師玉川美穂子の会があります。
なんと三味線が沢村豊子師匠です。
間近でその音が聞けます。
興味のある方はメールをください。
以下は能書きです。
趙博って誰という方に。
在日コリアンです。
シンガーソングライターです。
もちろん反日コリアンです。
この場合の反はツッパリと言ったほうがいいかもれません。
日本人は気にしていないのに、
本人は日本につっぱって暮らしているという意味です。
気が疲れることだろうと思います。
日本に住んでいながら反日という屈折したその心情が
うねりとなって場内を緊張の渦で満たします。
その妖気を感じてください。
その心情がこもっている
趙博が唄う「ヨイトマケの歌」は何度聞いても心が打たれます。
今回は唄いませんが。
大体歌がうまい男にろくな奴がいないというのは経験的事実ですが、
趙博の「ヨイトマケの歌」は歌を越えて心の響きになっています。
だから聞いているとその響きに共鳴してしまうのです。
それは一度は聞いておきたい歌なのです。
歌というには本当に心を伝えるものなのだということがわかります。
楽譜を唄っているだけの歌を聞いてもつまらなく感じるようになりますから
かえって知らないほうがいいかもしれません。
いいお酒を知らない方が幸せなのと同じです。
レコードも出ていますが、生で聞くことをお勧めします。
いまはレコードとはいわなかったか、CDもあります。
録音で聞く歌は絵に描いた餅を見てうまさを想像しているようなものです。
本物の餅を食べたときのうまさにはかなうわけがありません。
そういう人が「砂の器」を語ります。本物のお餅を食べましょう。
芸を見せる人というのはどういう感性をしているのか。
そんなにしてまで自分を見てほしいというのだから
自己顕示欲が強いだけの人なのか。
見る人に優越感をいだかせておいて
その優越感を逆に見下すことで悦びを感じる
被虐的な優越感の持ち主なのか。
観客の感情を自由に操ることができる快感を知って
それがやめられなくなった人なのか。
ニコチン中毒ならぬ、支配欲に通じる快感中毒の人なのか。
それともこれも生業(なりわい)とわりきって
観客を楽しませることを生き甲斐に感じている
ただまじめな仕事人なのか。
人に見られることで恍惚感を感じる変態性格なのか。
私はいつも
ふしぎな人がいるものだといつも感心して見ています。
自分にはないものを見ることの楽しみなのかもしれません。
映画を語るという芸といえば、
淀川長治の映画話もまた一つの芸でしたが、
映画をじっくり語って聞かせるという芸にまで昇華させたのは
いまは亡きマルセ太郎がはじめた
「スクリーンのない映画館」が嚆矢(こうし)だと思います。
その芸を継いだのが
趙博の「歌うキネマ」です。
このまえ新宿末廣亭でおすぎの話を聞きました。
どういうわけか映画評論家にはその気(け)のある人が多いとのこと。
淀川長治はじめ、おすぎもそうだし、あの人もこの人もと実名を
あげて教えてくれました。
それを聞いて、ひょっとして、いかつい趙博も……
それをたしかめるためにも会場にいかなければと私は思いました。
会が終わった後、打ち上げで一杯飲むと思いますから、
その趙博さんとお話ができるかもしれません。
よろしかったらそちらにも参加してください。
もちろんこの会は私(むの字屋)も見に行きます。
よろしかったら、この機会に趙博を、
その「歌うキネマ」の世界を体験していただきたいと思います。
むの字屋
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